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科学研究費基盤研究(S):近代アジアにおける水圏と社会経済 ― データベースと空間解析による新しい地域史の探求

 

小川 道大 / Michiriho Ogawa

東京大学 東洋文化研究所 准教授

プロジェクトでの役割・関心

本プロジェクトでは、サバナ気候に属するインドのデカン高原を対象に、 「水」の不足・希少性が社会経済に与える影響を考察する。具体的な研究課題の一つに、 「水」に注目した植民地期のインド大飢饉(1876-77)の再考がある。

専門・主要研究業績など

専門はインド社会経済史で、18-19世紀のインド西部における植民地化による 農村社会の変動を研究テーマとする。著作に、「18世紀後半-19世紀前半における インド西部の職商集団に関する一考察―マラーター同盟宰相政府の税制史資料に注目して」 『前近代南アジア社会におけるまとまりとつながり』東京外国語大学、 2017(http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/89406)や “Trade Network in Indapur Pargana under the Marathas” in Dusan Deak and Daniel Jasper eds. Rethinking Western India, The Changing Contexts of Culture, Society and Religion, Orient BlackSwan: New Delhi, 2014があり、現地語の史料を用いて前植民地期の農村社会・在地交易を考察し、植民地化をより長期の歴史変動の中に位置づけることを目指している。

略歴

東京大学文学部卒業(2004年)、同大学院修士課程修了(2006年)後、在インド・プネー大学大学院人文学部歴史学科博士課程修了(2013年)。 人間文化研究機構「現在インド地域研究」東大拠点研究員、アジア経済研究所研究員、金沢大学准教授(2016年10月より)を経て、2021年4月より現職。

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