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人文社会科学系と理工系の双方の専門分野から、大学・研究所に在籍する研究者、特任研究員、院生が、それぞれ歴史DBユニットと空間解析ユニットに所属した上で、プロジェクトに参加し、歴史研究を進めている。

宮田 敏之 / Toshiyuki Miyata

東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 教授

宮田 敏之 / Toshiyuki Miyata

プロジェクトでの役割・関心

東南アジア班では、インドネシア、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール等の気象・降雨、河川、農業生産、 貿易や物価変動等に関する研究を各メンバーがおこなっています。

宮田は、メンバー相互の研究情報の共有などを通じて、東南アジア班内の連携がスムーズにいくよう努めてまいりたいと思っています。

研究関心としては、東南アジア・タイに関する気象データ(気温、雨量、河川の流量)、農業データ(主に米栽培、米輸出)、経済金融データ(地券・担保・田地税)等を総合的に収集してデータベースを構築しつつ、データの関連性(因果関係・相関関係)を分析しようと考えています。

専門・主要研究業績など

・宮田敏之「タイ米経済と土地法:1901年土地法制定とその影響」秋田茂編『「大分岐」を超えて:アジアからみた19世紀論再考』ミネルヴァ書房、2018年、219‐245頁。

・宮田敏之「アメリカ合衆国の経済援助とタイ:「稲品種改良プログラム」からみた援助と自立」渡辺昭一編『冷戦変容期の国際開発援助とアジア:1960年代を問う』ミネルヴァ書房、2017年、242‐269頁。

略 歴

早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。タイ国・タマサート大学大学院経済学研究科(交換派遣学生)、チュラーロンコーン大学大学院経済学研究科(研究生)に留学。京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学(1998年)。

天理大学国際文化学部専任講師・助教授、東京外国語大学外国語学部助教授、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授を経て、2012年より現職。

研究者紹介ページ

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