科学研究費基盤研究(S):近代アジアにおける水圏と社会経済 ― データベースと空間解析による新しい地域史の探求
人文社会科学系と理工系の双方の専門分野から、大学・研究所に在籍する研究者、特任研究員、院生が、それぞれ歴史DBユニットと空間解析ユニットに所属した上で、プロジェクトに参加し、歴史研究を進めている。
東洋大学 経済学部 教授
本プロジェクトでは、プロジェクトの円滑な進行をはかるために、 各班の進捗状況を調整するとともに、研究進捗のために必要な文献・資料・分析ツールなどの 情報提供や助言を行っている。
専門は、日本経済史・経営史。日本の石炭産業を中心としたアジアのエネルギー産業の歴史に取り組む一方、 歴史データの可視化などの新たな研究手法を模索している。主要研究業績として、 『日本石炭産業の戦後史―市場構造変化と企業行動』(慶應義塾大学出版会、2011年)がある。
慶應義塾大学商学部卒業(2000年)。2008年、博士(商学)取得(慶應義塾大学)。立教大学経済学部助手・助教、香川大学経済学部准教授、東洋大学経済学部准教授を経て、2017年より現職。