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  • 201811.17Sat

    公開シンポジウム 「歴史の中の気候、気候の中の歴史」

日 時 2018年11月17日(土)
13:00 – 16:40 受付開始 12:30
会 場 東京大学 国際学術総合研究棟 2階 第6教室

気候の歴史的変動については、国際的・学際的にさまざまな研究がされております。なかでも過去の気候の研究については、世界気象機関(WMO)の枠組みのなかの研究プロジェクトであるACRE(Atmospheric Circulation Reconstruction over the Earth:地球大気循環復元プロジェクト http://www.met-acre.org/)と呼ばれる研究プロジェクトの第11回年次大会が、本年11月12日ー16日に首都大学東京で開かれます(https://tmu-rao.jp/event/4307/)

これにあわせて、世界的な気象学・気候学者と、日本で気候の歴史に取り組む研究者とにより、この公開シンポジウムを行います。気候変動や気候研究の成果はどのように歴史に生かせるのか、歴史は何を教え、歴史のなかの気候は人類をどのように導いてきたのかなどについて、歴史学と気候学の双方向から対話を試みます。このような対話によって相互に視野を広げることで、気候研究の成果を得て新しい歴史像を提示することの可能性を探り、気候研究も歴史学から何らかの示唆を得られたらと考えております。

多くの方々のご参加をお待ちいたします。

13:00 – 13:10 趣旨説明:塚原東吾(神戸大)
13:10 – 14:40 公開講演1
エド・ホーキンス(英国レディング大学)
「20世紀初頭からの失われた気象観測記録の発掘」
公開講演2
フィル・ジョーンズ、クライブ・ウィルキンソン(英国イーストアングリア大学)
「海洋気象記録の調査、スキャンニング、デジタル化」
14:40 – 15:10 休憩
15:10 – 15:40 コメント
ロブ・アラン(英国気象局)、フィオナ・ウィリアムソン (シンガポール経営大学)
15:40 – 16:40 歴史のなかで気候について考える:試みと対話
城山智子(東京大学)
「気候、データベースそして空間的解析:新たな歴史的研究を目指して」
松本淳(首都大学東京)、城山智子
モデレーター:塚原東吾
「気象学と歴史学の対話」
※英語講演には日本語の逐次通訳が付きます。
  • 参加費無料。
  • 参加登録は、お名前とその読み(アルファベットで)、ご所属、急な中止などの際の連絡用のメールアドレスを次のアドレスまでご一報ください。
    tsukaken.edit(at)gmail.com (at)は@に替えてください。
  • メディア関係者からの取材の申し込みや、お問い合わせなどは、上記メールアドレスへ塚原東吾(神戸大学)宛にご連絡ください。
  • 主催
    • 科学研究費補助金 基盤研究(S)26220202 「過去120年間におけるアジアモンスーン変動の解明」(代表:松本淳 首都大学東京)
    • 科学研究費補助金 基盤研究(S)17H06116 「近代アジアにおける水圏と社会経済―データベースと空間解析による新しい地域史の探究」(代表:城山智子 東京大学)
    • 首都大学東京 気候学国際研究センター
  • 企画協力:F. ウィリアムソン、塚原東吾

 

会場へのアクセス

東京大学 本郷キャンパス 国際学術総合研究棟
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_07_j.html

東京大学 本郷キャンパスへのアクセス
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map01_02.html

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11月17日(土)無事シンポジウムを終えることができました。ご来場ならびに関係者の皆様、ありがとうございました。

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